【紀和病院 求人特集(医療法人 南労会)】事務長に経営の思い、従業員に対する考え方などを取材させていただきました。

この記事の目次

本記事は橋本市で40年以上の歴史を持つ、紀和病院の若杉事務長に

  • どんな会社(病院)で、どのようなサービスをしているのか
  • 事務長になった経緯
  • 会社(病院)に対しての思い
  • 従業員に対する考え方(給与や福利厚生、休みのあり方など)

をインタビューさせていただきました。
ぜひご覧ください。

登場人物

社長:若杉 正樹(わかすぎ まさき)

取材:福本 豊久(ふくもと とよひさ)

「自己紹介」をお願いします

福本記者
それでは最初に、お名前と年齢、ご趣味があれば教えてください。
若杉事務長
若杉正樹です。年齢は73歳ですね。趣味は散歩、写真を撮ることでしょうか。

「御社の事業内容」について教えて下さい

福本記者
まず、御社はどのような事業をされている会社でしょうか?
若杉事務長
医業と介護事業をやっていますので、その両方をいろいろと様々な形で手がけています。
福本記者
従業員の皆さんの男女比率はどれくらいでしょうか?
若杉事務長
職員数は、800人ぐらいです。
他グループ施設を合わせると、1000名を超える組織に成長しています。
男女比は3対7で、男性の方が少ないですね。
医療関係で看護師がやはりメインになりますので、そういう比率になります。
福本記者
実際に行っているサービスについても教えていただけますか?
若杉事務長
医療では、入院医療と外来医療があります。
介護事業では、デイサービスや通所リハビリテーション、看護小規模多機能型居宅介護、またそれにつながる形で、福祉用品レンタルや販売、住宅改修も行なっています。
居宅介護支援事業所「きわ」では介護支援専門員、つまりケアマネージャーが、在宅介護について、電話での相談や面談相談、また必要に応じて、ご自宅にお伺いして、介護や支援が必要な方々への自立生活継続のためのお手伝いも行なっています。
 
外来だけでなく、訪問診療や訪問看護、訪問リハビリテーションもさせていただいております。
ですので、急性期の入院から治療、救急、そして介護まで、川上から川下まで手がけている組織になります。

「御社の強み・特徴」について教えて下さい

福本記者
他の病院と比べて、御社ならではの強みや特徴はどこにあるとお考えですか?
若杉事務長
今の時代、入院と一口に言ってもさまざまな機能がありまして、大きく分けると急性期、回復期、療養という3つがあります。
うちは病院として299床あるのですが、全部で6病棟ありまして、その6病棟がすべて違う機能を持った病棟になっています。
 
これはおそらく、他ではなかなかないと思います。
国の方針として「地域医療構想」というものがあるのですが、二次医療圏、ここで言うと橋本伊都医療圏になりますけれども、その中で人口構成の変化に合わせて、こういう病床を持ちなさいと示されています。
 
それに合わせる形で、この医療圏で必要とされる病床を持つことによって、患者さんのニーズにお応えし、経営基盤を作っているということですね。
福本記者
さまざまな機能を持つことで、幅広い患者さんを受け入れられるということですね。
若杉事務長
そうですね。この地区で言うと病院は4つありまして、公的病院が2つ、民間病院がうちを含めて2つです。
うちはいろいろな機能を持っていますので、救急を受け入れることもありますし、紹介で受け入れることもあります。
また、この医療圏だけでなくて、同じ機能を持つ医療圏が近くになければ、他の医療圏から患者さんが来られることもあります。
 
和歌山県では、うちのようにすべての病床機能を持っている病院はありませんし、和歌山県の民間で200床以上かつ、全ての病床機能を持っている病院はうちだけです。
福本記者
その強みは、もともと持っていらっしゃったものなのでしょうか?
若杉事務長
もともとあったわけではなくて、長い経営の歩みの中で、いろいろな病棟を作って築き上げてきました。ベットも徐々に増やしてきました。
 
実は今年、50周年記念をやるんです。8月1日で50年になります。
最初は大阪に、職員が10人もいないような小さな診療所から始まっていまして、それがこの地に移って本拠を構え、こうして少しずつ発展してきました。

「事務長ご自身」について教えて下さい

福本記者
事務長になられたのは何年前でしょうか?
若杉事務長
49年ぐらい前ですかね。私は大学を出て半年ほどで事務長になっています。
福本記者
大学を卒業されて半年後に事務長になられたのですね。その半年間は何をされていたのですか?
若杉事務長
その小さな診療所で、一職員として働いていました。
最初にいた事務長が辞めたので、周りに人がいなかったこともあり、「お前がやれ」と言われて、その後に事務長になりました。
福本記者
もともと経営者になりたいという思いはあったのでしょうか?
若杉事務長
いえ、私は経営者になりたいと思ってこの仕事をしたわけではないので、流れというか、それだけですね。
むしろ、経営者にはなりたくないと思って会社に入ったつもりだったんですけどね。
福本記者
事務長になられる前、診療所ではどのようなお仕事をされていたのですか?
若杉事務長
診療所ですから、医事課で保険請求をやったり、患者さんの対応をしたりしていました。
小さな診療所なので、薬の手伝いをはじめ、いろいろなことをやっていましたね。
 
医療というのはかなり特殊なところがありまして、医師と看護師の仕事は決まっているのですが、それ以外の人間は、組織が小さければ小さいほど何でもやることになります。
今で言う総務的なことから掃除まで、本当に何でもやりました。

「今まで一番大変だった時期」について教えて下さい

福本記者
事務長になられてから、今までで一番大変だった時期はどのような時でしたか?
若杉事務長
一番大変だったのは、やはりコロナが蔓延した時ですね。
法人としても病院としても、これをどう乗り切るかということが、直近では一番の課題でした。
福本記者
具体的には、どのような課題があったのでしょうか?
若杉事務長
まず、コロナ患者を受け入れるかどうかということが、医者も含めて病院の中で問題になりました。
当時、うちは和歌山でも280床ほどの規模がありまして、周りに医療機関が4つしかありませんから、当然コロナの患者さんも出てきます。
 
私の経営者としての感覚で言えば、熱がある人を診なければ病院ではない、という思いがありました。
もちろん、当時はほとんど全ての人が、得体の知れないものへの大きな怖さを抱えていましたので、医師も含めて不安があったのは確かで、その点は大変な面もありました。
 
それでも、発熱のある方を含めてきちんと診て、入院治療も行っていく体制を、組織として組んでいこう、というところに一番力を注ぎました。
内部ではかなり議論がありましたが、方針を決めれば組織は動きますので、その決断ができるかどうか、というところでしたね。
福本記者
どのようなことを大切に決断されたのでしょうか?
若杉事務長
簡単に言えば、熱のある人は診なければいけない、ということです。
入り口で熱が出たからといって診ないと言ってしまう医療機関もあった中で、熱のある人を診るかどうか、まずそこが焦点でした。
診ると決めれば、その次は検査で判定して、陽性であれば必要に応じて受け入れて入院させるということも出てきます。
その時に、看護師をはじめ医療スタッフが陽性の患者さんに対応するということを、組織として決めなければいけなかった、ということですね。
福本記者
その経験の中で築かれた考え方や価値観があれば教えてください。
若杉事務長
基本的には、医療機関なので、来られた患者さんを診るということ、それをやり続けることが社会的責務だと思っています。
もちろんうちにも限界があって、診られない患者さんもおられますが、うちで診られる方、うちできちんと治療ができる方に関しては、しっかり診て治療するという大原則を大切に、日々活動しております。
それが医療としての一番の社会的責務だと思いますので、そこをもう一度、原点に立ち返ってきちんとやるということが、一番大事なのだと思いますね。

「お仕事のやりがい」について教えて下さい

福本記者
御社のお仕事は、どのような人の役に立つお仕事でしょうか?
若杉事務長
治療をして治って退院される方もいますし、回復期であればリハビリを強化して、日常生活に戻れるように努力して退院される方もいます。
一方で、療養病棟などで、最後までうちで過ごされる方もおられます。
 
治療で回復してもらえれば、スタッフも当然そこに意味を感じますし、もし亡くなられる方がおられたら、最後まできちんとした手当てをして、納得のいく形でお見送りするということも、必要な医療です。
回復して退院されれば、それはとても意義のあることで、スタッフもやりがいを感じます。
 
今の時代はチーム医療として、医師だけ、看護師だけ、事務員だけということではなくて、いろいろな技術者がチームで力を合わせて活動しています。
そうやってチームで力を合わせ、患者さんを退院まで持っていくことができた時、とてもやりがいを感じると思います。

「未経験の方や必要なスキル」について教えて下さい

福本記者
御社のお仕事は、経験者でなくても問題ないのでしょうか?
若杉事務長
医療関係の資格がいる仕事に関しては、その資格がないとできません。
ただ、それ以外の仕事であれば、経験者でなくてもできます。
私自身、大学を出ただけで何の資格もありませんでしたが、いろいろなことをやって覚えてきましたので、どんな人でも頑張ればできることだと思います。もちろん、努力は必要になってきます。
福本記者
入社したら、最初はどのようなお仕事をされますか?
若杉事務長
人によりますが、看護師であれ事務員であれ、最初はスタッフが付き添って教えます。
福本記者
お仕事に必要な能力やスキルは、どのようなものだとお考えですか?
若杉事務長
能力やスキルは、人から教えてもらうことと、自分で読書や勉強をして身につけること、この2つが揃わないと、なかなか前へ進みません。
会社に来て、その場だけで覚えようとすると、どうしても時間がかかってしまうことがあります。
特に初めての方であれば、その仕事をなるべく早く自分で身につけていこうとする姿勢が必要ではないかな、と私は思います。
福本記者
技術的なスキルについては、どういったものが必要になりますか?
若杉事務長
スキルは、覚えればできることだと思います。
資格職は国家試験を取らなければ仕事ができませんが、それ以外の職種であれば、例えば医事課であっても、認定のようなものを取らなくても、病院に来て覚えていけばいいことだと思います。
福本記者
お仕事を覚えていく時、どのような方がサポートについてくれるのでしょうか?
若杉事務長
それは部署によって違いますが、基本的には、それなりに経験のあるベテランが横について教えます。
福本記者
一人でお仕事ができるようになるまで、どれくらいの期間が必要でしょうか?
若杉事務長
2、3ヶ月といったところでしょうか。早い方であれば、1ヶ月でもできると思います。

「御社のお仕事に向いている方」について教えて下さい

福本記者
御社のお仕事に向いているのは、どのような方だと感じますか?
若杉事務長
医療機関なので、少なくとも医療に対して興味があるという方が向いていると思います。
例えば、海外でバリバリ働きたいという方であれば、うちは国内の、地域の医療を担う仕事ですので、地元の方など、この地域に根ざして働きたいという方が向いているのだろうと思いますね。
福本記者
患者さんとのコミュニケーションや、従業員の方同士のコミュニケーションも大事かと思いますが、その点はどうお考えですか?
若杉事務長
それも大事だとは思いますが、それが一番大事かと言われると、今の時代は少し違うかもしれませんね。
スタッフは一人ではありませんので、協力し合うということが前提で、協調性はもちろん必要です。
ただ、協調だけではうまくいかない面もあって、その人自身の成長も含めて、これからは個人としても発展していくことを目指す方が、その人にとってもいいと思います。
 
社会に出た以上は、学校で勉強するのと同じように、社会に出てからも自分で努力して勉強していく姿勢が必要だと思います。
福本記者
逆に、お仕事が合わずに辞めていかれた方は、どのような方が多いのでしょうか?
若杉事務長
やはり、仕事が自分には合わないと思われた方でしょうね。
例えば受付や事務であれば、接客が向いていない、人と話すのが苦手だという方もおられます。
そういう方が受付で患者さんと話さなければいけないとなると、それが負担になってしまいますので、少し難しいかもしれません。
もし一人で作業する方が向いているのであれば、そうした仕事がうちの中にあればいいのですが、そうでなければ、なかなか難しいかな、という感じですね。

「会社の雰囲気」について教えて下さい

福本記者
事務長として、これから御社をどのような雰囲気にしていきたいという理想はありますか?
若杉事務長
今、私が課題だと思っているのは、組織が大きくなると、どうしても部署ごとに仕事が分かれて、縦割りのようになってくることです。
組織が小さい頃は何でもやらなければいけなかったのが、大きくなると専門ごと、部署ごとに仕事が決まってきます。
 
そうすると、部署と部署の間にある隙間の仕事を誰がやるのか、ということで意見が分かれることが多くなってきます。
できれば、その間の仕事も含めてお互いに協力し合えるような組織になればいいなと思っていますし、それが今、力を入れて改善したいところでもあります。
福本記者
逆に、こういう雰囲気になったら良くない、と思うのはどのような点でしょうか?
若杉事務長
極端に言えば、自分の部署はこれだけの仕事です、と線を引いて、他の仕事は一切しない、というようになるのが一番良くないと思います。
そこは自分の仕事じゃない、境目のところも自分の仕事じゃない、では誰がやるんだ、という話になってしまいます。
役所で、いわゆるたらい回しになるのと同じような形になってしまうのが、一番避けたいところかなと思います。
福本記者
そうならないように意識されていることはありますか?
若杉事務長
これは呼びかけていくことが大切なので、そういうことが起きた時には、私の立場から、協力し合うように話をする時もあります。
ただ、大きくなった組織ではどこでも出てくることで、全部に目が行き届くわけではないので、簡単ではありません。
 
やはり、それぞれの部門長がこういう課題があると意識しないと、なかなか良くならないことだと思います。
全体の場で問題を共有することもありますが、全体の課題は、個別に関わっていかないと解決しないと思っています。
こうした隙間が放置されると、結局は患者さんや、介護であれば利用者の方が困る形になってしまいますので、そこはきちんとしなければいけません。
 
それに、何とかしようと動いてくれる職員がいたとして、その職員だけが汗をかいて周りが誰もついてこない、となると、その職員が孤立してしまいます。
そうならないようにもしていかなければいけないなと思っています。
福本記者
その結果、現在はどのような雰囲気の会社になっていると感じますか?
若杉事務長
なかなか難しいのですが、それなりに規模が大きくなって、この橋本の地域では職員数から言っても一番多い会社になっていますので、安定感はあるのかなと思います。
個人の立場をあまり強調しすぎず、みんなで助け合えるような雰囲気の会社になってほしいと思いますし、そうなっている部分もあると思います。
福本記者
そうした雰囲気の中で、どのような人柄の従業員の皆さんが多いと感じますか?
若杉事務長
百人いれば百通りの個性がありますので一概には言えませんが、集団の中で仕事をする以上、協調したり協力し合ったりできる方は、やはり必要です。
同時に、自分の技を磨いてエキスパートになっていくことも必要ですので、その両方が求められるのだと思いますね。
福本記者
新しく入社される方にとっては、そうした環境はどのような安心感につながっていると思いますか?
若杉事務長
一番いい例が看護師で、新入職員が毎年30人ほど入ってきます。
その方たちが、1年経ってもほとんど辞めていない、そういう職場づくりを続けていきたいなと思っています。
 
医療の業界では、看護師でも離職率が3割というところもあるのですが、うちはなるべく、1年経っても、その先も職場に残って働き続けてもらえるような職場づくりの継続、またそういった働きやすさを時代に合わせて発展させていきたいと思っています。

「給与・休み・福利厚生」について教えて下さい

福本記者
従業員の皆さんにとって、給与はどうあるべきだとお考えでしょうか?
若杉事務長
給与は、多いに越したことはないと考えていますし、うちの給与水準は、医療機関としては全体的に高い方だと思います。
 
休みも年間122日あって、これもおそらく多い方ですし、年間の総労働時間も、少ない方です。
その意味では、労働環境はまずまず良い方かなと思います。
これは医療・介護の事業所として誇れることだと思っています。
それでも、まだ上げていかなければいけないとは思っていますね。
福本記者
給与を上げていきたいと考えられる要因は、どこにあるのでしょうか?
若杉事務長
やはり人ですね。うちも毎年40人ほど入ってきますので、優秀な職員に入ってもらって、活躍していただきたい。
そのためには一定の給与水準が必要だと意識しています。
福本記者
成績などによって給与が上がる仕組みはありますか?
若杉事務長
うちは職務給を導入していて、毎年一度、人事考課を行っています。
その人事考課によって昇給するのに加えて、役職とは別に昇格制度を作っていますので、等級が上がれば、毎月上がるようになっています。
成績が良ければ、しっかり上がっていく仕組みにしています。
福本記者
これから整えていきたい制度はありますか?
若杉事務長
今の人事考課制度は、作ってからだいぶ長く経っていますので、時代に合わせて見直しをしていく必要があると思っています。
そこはこれから、いろいろと手を入れて、全体として整えていきたいと考えています。
福本記者
ご家庭の事情で急に休む必要が出た方や、育児・介護と両立したい方には、どのように対応されていますか?
若杉事務長
休む必要がある方には、きちんと休んでもらっていると認識しています。
介護休暇を制限しているわけではなく、必要であれば就業規則で定められた通り申請すれば取れますし、家庭の事情で休みたい場合も、有給があればそれで対応できます。
やむを得ず長く休まなければいけない事情があったとしても、それで何か処分を受けるということはありません。
福本記者
福利厚生で、従業員の皆さんのために特に大事にしているものがあれば教えてください。
若杉事務長
福利厚生は、それなりに手厚くやっているつもりです。
例えば、ここでかかった医療費は全額補填しています。1万円払えば、その分を給料で1万円つけるという形で、税法上も合法的にやっています。
保養関係でリゾートホテルなども利用できますし、退職金の水準も、おそらく公務員並みの制度を持っていますので、民間ではなかなかない水準だと思います。
福本記者
手厚い福利厚生は、採用にもつながっているのでしょうか?
若杉事務長
正直なところ、福利厚生が手厚いことは、なかなか採用に直接はつながりにくいんです。
募集広告をご覧になる方は、どうしても月額の給与で見て比べられることが多くて、労働時間や休日の多さは、あまり気にされないことが多いですね。
 
例えば、うちは年間の休みが122日あって、労働日は243日ですが、他の病院であれば週休2日を入れても、極端なところでは休みが100日ほどしかないこともあります。
休みが2割違えば、当然、総労働時間も違ってきます。賃金はそれに合わせて払っていますので、同じ額面でも、実際はうちの方が給料が高い水準ということもあるわけです。
 
ただ、そこはなかなか伝わりにくいところで、先ほどお話ししたように、月額給与の額面だけを見ていることが多いのだと思います。
ですので、うちを辞めて他の病院に移られた方が、実際に他の病院で働いてみて、初めて違いが分かって、戻ってこられることも多いんです。
うちは途中で辞めた方が戻ってきても採用しますので、出戻りが多いというのも事実ですね。実際に他で働いてみて、初めてわかることもあるのだと思います。
福本記者
これから追加で整えていきたい福利厚生はありますか?
若杉事務長
今、確定拠出年金を考えているところです。
定年以降は年金が下がっていきますので、長く働いて60歳になった後の制度として、会社が一部を負担する形を考えています。
退職金とは別に、職員が老後もきちんと備えられるような制度にしたいと思っていまして、なんとか来年4月には導入したいと考えています。

「従業員の皆さんへの想いと、これから」について教えて下さい

福本記者
給与や休み、福利厚生を含めて、事務長にとって従業員の皆さんはどのような存在でしょうか?
若杉事務長
会社を支えてくれている大切な人たちですね。医療機関を支えているのは、まさに職員だと思います。
うちは働く職員のQOL(Quality Of Life)つまり命の輝きも大切にしています。
そして、うちの法人にとって重要で大切な構成要素ですので、大事にして、職員自身も成長していける職場にしていきたいと考えております。
福本記者
最後に、従業員の皆さんとどのような会社をこれから作っていきたいとお考えですか?
若杉事務長
うちは和歌山の、この医療圏でしか事業をやっていませんので、この地域の人々の役に立つ病院、介護施設として存在して、社会貢献ができる組織であること、それがここでの役割だと思っています。
 
またいずれの事業でも、一人一人の命の輝きを大切にし、患者さんや利用者さん、また職員もしっかり輝いてもらうことを何よりも大切に考え、医療、介護に取り組んでまいります。
福本記者
今回のお話を通じて、地域医療を支えるという強い使命感と、その医療を支える職員の皆さんを大切にしながら、長く安心して働ける環境をつくっていこうとする想いが、とても伝わってきました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

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